くまもと・住まいの復興デザイン(熊本地震仮設住宅はじめて物語続編)

(一財)熊本県建築住宅センターでは、熊本地震仮設住宅はじめて物語の続編として、平成28年熊本地震や令和2年7月豪雨において応急仮設住宅・「みんなの家」・災害公営住宅の整備などに関わった行政職員等からの寄稿や関係者の座談会等により構成された、被災者の住まいの再建に関する取組みをまとめた記録誌を発行しました。
また、続編の発行を記念して、はじめて物語の特別価格での販売を開始します。

Ⅰ 発行の趣旨
熊本地震における応急仮設住宅整備等の記録誌として高い評価を受けた熊本地震仮設住宅はじめて物語の続編として位置づけ、はじめて物語以降の木造応急仮設住宅及び「みんなの家」の利活用や災害公営住宅の整備に関する記録に加え、他県に対して行った被災地支援の取組み、令和2年7月豪雨で更に進化した木造応急仮設住宅の整備や災害公営住宅整備等について記録することにより、はじめて物語と一体となって、防災意識の高い行政組織、民間団体等の取組みの一助とする。
これらの取組みに関わった県職員等による客観的事実の記述を中心に、テーマごとに開催した座談会での関係者の発言を記録する。

Ⅱ 編集・発行等
 編 集 平成28年熊本地震・令和2年豪雨災害「住まいの再建」記録誌編集委員会※1
 発 行 (一財)熊本県建築住宅センター
 発行日 令和6年3月
 規 格 A4判カラー(一部白黒) 174ページ
 ※1 熊本県監修という形式にせず、熊本県幹部及び(一財)熊本県建築住宅センター役員等から
 構成する編集委員会の編集という形にし、支障のない範囲で実名や事実を書き留める。
 価      格: 1,320円(税抜価格1,200円)
 セット割価格: 1,100円(税抜価格1,000円)※2
 ※2 はじめて物語とセットで購入の場合、各々1,100円(税込)でお求めいただけます。

Ⅲ 購入方法
1 窓口販売
熊本県建築住宅センター窓口で、現金での販売を行っています。
代金1,320円(税込)のところ、窓口割引として1,200円(税込)での販売を行っています。
はじめて物語とセットで、窓口で購入の場合、各々1,100円(税込)のところ、セット割価格で各々1,000円(税込)でお求めいただけます。

2 郵 送 等
FAX又はメールで、購入部数、送付先の住所、氏名(会社名等)、連絡先電話番号をお伝えいただき、次の振込先に代金(1冊1,320円※3)を振り込んでください。振り込まれたことを確認後に発送します。振込手数料についてはご負担ください。なお、送料については、離島などを除き、当方で負担します。
※3 はじめて物語とセットで購入の場合、セット割価格で各々1冊1,100円(税込)でお求めいただけます。
【振込先】 振込手数料はご負担ください。
金融機関名:熊本銀行 本店営業部 普通預金 №0493651
口座名義  :一般財団法人熊本県建築住宅センター

【問い合わせ先】
電  話  096-385-0771  FAX 096-285-6966  Mail:soumu@bhckuma.or.jp
所 在 地  熊本市中央区水前寺6丁目32-1
営業時間  午前8時30分~午後5時15分(土日・祝日・年末年始休業)

Ⅳ 平成28年熊本地震・令和2年豪雨災害「住まいの再建」記録誌「くまもと・住まいの復興デザイン」構成
1 住まいの復興のデザイン
 熊本地震発災時に住宅課の審議員として仮設住宅整備等に取組み、その後も二つの災害に関わり続けた現建築住宅局長が、熊本地震から現在までの、建築住宅局による被災者の住まいの再建に関する取組みを総括します。また、この間の住宅金融支援機構の取組みを同機構にまとめていただきました。
2 熊本地震/「はじめて物語」その後
  「はじめて物語」で詳しく記録することのできなかった熊本地震災害公営住宅の取組みのほか、「日本財団みんなの家」の取組みを県からの視点で記録しています。
3 被災地支援
 熊本地震で東北各県をはじめ多くの都道府県から支援を受けた熊本県が、被災の経験を生かして愛媛県、長野市、石川県等で行った職員派遣等の支援について、座談会を中心に振り返ります。
4 利活用と解体
 熊本地震で仮設団地に整備した木造仮設住宅及び「みんなの家」は、今までの常識を覆して現地での利活用や移転等による利活用を行うこととなりました。 ここでは、これらの利活用の状況に加え、プレハブ仮設の解体についても記録しています。
5 令和2年豪雨災害からの復旧・復興
 熊本地震から更に進化した木造仮設住宅をはじめ、「みんなの家」・災害公営住宅の整備、浸水住宅復旧講習会など、令和2年7月豪雨における熊本県建築住宅局の住まいの再建に関する取組みについて記録しています。
6 熊本県建築住宅センターの取組み
 日本財団の助成金を活用した「被災住宅再建支援事業」、「みんなの家整備事業」及び「住環境整備事業」を中心に、熊本地震以降、熊本県建築住宅センターが行ってきた住まいの再建に関する取組みについて記録しています。
7 将来の未曽有の災害に備えて
平成28年熊本地震及び令和2年7月豪雨発災時に建築住宅局長等として関わった本書の編集委員4名と、平成24年熊本広域大水害当時の建築住宅局長及び3つの災害全てに関わったアートポリスアドバイザーによる「将来の未曽有の災害に備えて」と題した座談会を本書を総括するために開催し、その発言を記録しています。